021 Global Ends①

一昨日、ギャラリー間主催の25周年記念展の関連シンポジウムに行ってきた。
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex101119/


25周年記念展ということで海外をふくめた7組の建築家が紹介され、一昨日のシンポジウムは石上純也、RCR Arquitectes、トム・クンディグ、ショーン・ゴッドセルの組み合せで行なわれた。


今回の展覧会には、実は個人的にとても興味を持っていた。
これまで自分がa+uやEl.Clo、2Gなどの海外建築雑誌で見て、それぞれ個別にこの作品好きだなと思っていた建築事務所がすべて今回の展覧会で来ているからだ。


RCRに訪問した際にこの展覧会のことを知ったのだが、日本に帰ってきてから早速インターネットで調べてこの顔ぶれを見た時はとても興奮した。
これまで個々に好きだと思っていたものが、1つのテーマで結ばれて日本に来るということがとても不思議な感覚だった。
だからシンポジウムも絶対に行きたいと思っていたし、(抽選だったが)外れたとしても絶対行くと決心していた。


ただ、シンポジウムということで、一人一人のプレゼンがそんなに濃密に聞けるとは期待していなかった。
しかし、実際にはそれぞれのプレゼンが30分ずつあり、とても濃密な内容だった。
そして、プレゼンテーションを聞いて、やはり彼らの考えにはピンポイントで共感した。共感というよりは、自分のまさに興味を持っていることがそこにあった。


自分の拙い理解でだが、印象に残った言葉を挙げる。


「都市インフラに建築家としてどうかかわれるか」ショーン・ゴッドセル
「私たちが設計したいのは空気感である」RCR Arquitectes
「建築をつくることはhotrodをつくることに似ている」トム・クンディグ
「環境として建築を考える」石上純也


つづく