2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

318 ユトレヒト/グラフィック(4)

街をいろどる, 遊び心のあるグラフィック. ユトレヒト駅の中からそれは始まっていた. 再開発中で非常に雑然とした駅周辺. 初めてこの街に列車で降り立った時に感じたガッカリ感はその後の街歩きで解凍されていったが, 駅周辺だけはいただけない街並みだった.…

317 ユトレヒト/グラフィック(3)

鉄格子も鎧戸も無い, ユトレヒトの大きな窓. ヨーロッパの多くの国々がカトリック-ラテン系であるのに対し, オランダは清教徒が多く, 疚しい生活をしていないことを表明するため, このような窓であるとのガイドブックの記載. 確かにどこの窓も, よく磨かれた…

316 ユトレヒト/グラフィック(2)

Utrecht, Netherland Ripoll, Spain この2枚の写真. 下は, 以前自分が過ごしたスペインの街並み. 路地の両脇に崖のように家々がそびえ立ち, 時折歴史的な壁面が顔を出す. グラウンドレベルは必ず店もしくは共同玄関と駐車場, 住居は2階以上にあるのが一般的.…

315 ユトレヒト/グラフィック(1)

オランダの古都, ユトレヒト. 観光地化されすぎず, 素朴な風情, おそらく本来の「オランダらしさ」が残っている街. ヨーロッパにあって非常に個性的な街で, この街を訪れたことは今回の旅の収穫であった. Schroderhuis 古い街並みの外れにあるシュレーダー邸…

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Hatena DiaryからHatena Blogへ引越した. そもそもは, 学生時代に建築を学びながら感じたことや, 実際に旅行で建築や街並みを見て感じたことを記録しようと思って始めたブログだった. 正直, 学生時代に書いたことなので今から見返すと稚拙な内容も多く, 一旦…

314 Kroller Muller Museum 散策型美術館 (4)

Van Eyck Pavilion 記号的な抽象絵画のような印象的な平面図. 学生時代にどこかの本で見て印象に残っていたが, 実在する建築とは思わなかった. 本館とは離れた, 彫刻作品が点在する森の散策路を抜けたところにそれはあった. ファン・アイクとヘルツベルハー,…

313 Kroller Muller Museum 散策型美術館 (3)

Rietveld Pavilion 美術館自体は作品含めて見応えのあるものだった. しかし, Kroller Muller Museumで見るべきところはそこだけでは終わらなかった. シュレーダー邸を設計したトーマス・リートフェルトのパヴィリオン, そして子供の家を設計したアルド・ファ…