311 Kroller Muller Museum 散策型美術館 (1)
オランダ郊外にあるKroller Muller Museum.
ゴッホコレクションで有名という.
以前ドイツで訪れたInsel Hombroich Museumに似ていそうだという予感があった.散策する美術館.
美術館としてシンボルとなる建物がありその中で完結する美術館ではなく、自然の中にさりげなく、しかしルールを持って点在するフォリーを散策して楽しむ美術館.
以前ヨーロッパ滞在中に探訪した中でも強く印象に残った建築.
Insel Hombroichを彷彿とさせる, 木立の中に建つ綺麗に積まれた淡い色の煉瓦は,
Insel Hombroichのココア色に対して白色に近く長形のもの.
木立の奥のエントランス棟から入り,木立の周りを通る,本館へのアプローチ.
エントランス棟は先ほどの煉瓦積みとは打って変わって, ミース的な, ガラスファサードと柱による建物.
こちらの外観はガラスのみのシンプルなファサード. 木立が写り込みつつ, 背面のウォールウォッシャーも綺麗だが, 内装が若干残念.
天井の金属パネルの大きさ・割付・反射率が調整されれば, おそらくもう少し緊張感のあるアプローチ歩廊になったのではないかと思う.
サッシと天井の納まり
外部から見たファサードがシンプルなガラス面に見えるような工夫.
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