207 大塚まちづくりシンポジウム

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大塚駅周辺まちづくりシンポジウム memo

2018.12.02 @南大塚ホール

 

基調講演1

高野氏(豊島区長)

(1)消滅可能性都市から持続発展都市へ

・H26.5.8日本創成会議「消滅可能性都市」に23区で唯一選定 →大きな危機感

・「住みたい街」「訪れたい街」として「選ばれる街」へ のビジョン

・国際アート・カルチャー都市構想

・大塚アフター・ザ・シアター

 

(2)東アジア文化都市

・2019年東アジア文化都市に豊島区、西安市、仁川市が選定

・少女キャラクターが「いけふくろう前」「トキワ荘」「都電」「鬼子母神」を巡るアニメ調のプロモーション動画

https://www.youtube.com/watch?v=HLcQV_bMfAg#action=share

 

(3)大塚のまちづくり

・H21 大塚駅南北通路開通

・H29 大塚駅南口広場「トランパル大塚」開通

・今後 大塚駅北口整備:樹木剪定や照明計画により明るい公共空間へ

 

基調講演2

菊池氏(大塚北口商店会)

・古くは大塚七曲商店街

・ガン研や白木屋デパート撤退により衰退 →Atreや星野リゾートOMOの進出

大塚駅の南北分断 →H21南北通路開通により改善

・2020年を北大塚元年として盛り上げを

 

基調講演3

城所氏(大塚駅周辺を考える会)

・南北通路開通前は南北分断、放置自転車の問題

・大塚の全町会・商店会で南北通路と南口広場を検討

・「人と環境に優しい21世紀型広場」として南口広場案を町会要望として区へ提案

・歩行者優先、縁を都電、その外を自動車

・「トランパル広場」T:Tram R:Rose A:Art M:Music P:Parc

・朝のラジオ体操+清掃会でゴミのない状態を維持

・都電沿線をバラの散歩道に→「第20回全国花のまちづくりコンクール」優秀賞

・今後整備の中心は南側から北側へ

 

基調講演4

磯川氏(星野リゾートOMO5)

・OMO→街全体をリゾートと見立てる<都市観光リゾート>

・GO-KINJO 「ご近所」と「Go! 近所」

・街の魅力スポットを案内するOMOレンジャー→大塚は「はしご酒」「昭和レトログルメ」など各分野のスペシャリスト

 

懇談会

上4氏+伊藤氏(アーティスト)

 

大塚駅は隣の駅にも関わらず, これまで行く機会がほとんど無く,

初めて降り立ったのがつい最近のこと.

特に南口広場は大きく開けた開放的な場所となっており, その広場の縁を何分か置きに都電が通って行く風景が, ヨーロッパの広場のような雰囲気があった.

JRか区の主導と思っていたので, 今回それが町会・商店会等の住民主導だったと知って驚いた.

 

大規模開発にはない, こうした小さくても個性のある公共空間や街を多く作っていくことが今後豊島区のスタンダートになっていけば, それはかなり希望のあるまちづくり方針になりうるだろう.